「夕顔」
怪奇小説なのに、 「夕顔」 というタイトルなのか、初めは意味が解らなかった。 「夕顔」と言えば、「源氏物語」に書かれてある「夕顔」しか思い浮かばない。 実際、内容もその意味で「夕顔」を使っている。 その中に、松平とか美那子などの覚えのある名前が出てくる。 その中の「美那子」を「夕顔」に例えているのだ。 つまり、「夕顔」のように死んだのだと言うのだ。 ここで「 夕顔 」を調べたが、それはまるで光源氏の母親のような死に方をしているように描いてあるものがあった。 そうだったっけか? そこで源氏物語を調べてみた。 すると、不思議なことに光の君と呼ばれた人がいた時代の遥か昔に書かれたものだったのだ。 どういうことだ? 更には、その作者名に紫の文字が入っていたので、そこから紫式部(紫の一部)が出てきている。 ということは、紫式部の源氏物語は、原作の一部を持ってきて、別ものを描いたようだ。 それは、本物を見れば分かるだろう。 では、光の君は原作時点では実在していたのか? いや、それはその時代で起きたことをモチーフに描いたので、いなかったとは言えないが、物語の中の「光の君」と呼ばれていた人はいなかったと思う。 それをその後の時代に、現実化させようとした計画があったのだ。 つまり、光の君と呼ぶにふさわしい人を選定し、そこで紫式部仕様の源氏物語と同じように動こうとした。 しかし、どっちにしろ「光の君」は女に興味が無く、計画は失敗に終わっている。 話を戻そう。 怪奇小説「夕顔」の話の中で、美那子と松平が怪死しているのだが、これは実際に起きたことらしい。 最終的に、その2つの事件を起こした張本人は......... 松平の奥さんだった.......。 怪奇小説..............................こわ。
